2009年07月12日

ベーチェット 病 症状 その2 副症状

【副症状】 
@ 変形や硬直を伴わない関節炎
 膝、足首、手首、肘、肩などの大関節が侵されます。
 典型的には腫脹がみられます。
 非対称性で、変形や強直を残さず、手指などの小関節が侵されない点で、関節リウマチとは異なります。

A 副睾丸炎
 男性患者の約1割弱にみられます。睾丸部の圧痛と腫脹を伴います。


B 回盲部潰瘍で代表される消化器病変
 腸管潰瘍を起こしたとき腸管型ベーチェット病といい、腹痛、下痢、下血などが主症状です。
 部位は右下腹部にあたる回盲部が圧倒的に多く、その他、上行結腸、横行結腸にもみられます。
 潰瘍は深く下掘れし、消化管出血や腸管穿孔により緊急手術を必要とすることもあります。


C 血管病変
 この病気で大きな血管に病変がみられたとき、血管型ベーチェット病といいます。
 圧倒的に男性に多く発症します。
 動脈、静脈ともに侵され、深部静脈血栓症がもっとも多く、上大静脈、下大静脈、大腿静脈などに好発します。
 動脈病変としては動脈瘤がよくみられます。

D 中等度以上の中枢神経病変
 神経症状が前面に出る病型を神経ベーチェット病といいます。
 難治性で、男性に多く見られる病型です。
 ベーチェット病発症から神経症状発現まで平均6.5年といわれています。

 大きく髄膜炎、脳幹脳炎として急性に発症するタイプと、
 片麻痺、小脳症状、錐体路症状など神経症状に認知症などの精神症状をきたし慢性的に進行するタイプに大別されます。

 個々の患者の症状は多彩です。
 慢性進行型は特に予後不良で、あまり治療も効きません。最近は眼病変の治療に使うシクロスポリンの副作用による急性型の神経症状が増加しています。また、喫煙との関連も注目されています。
posted by be-chetto at 17:04| ベーチェット 病 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
日本のゲーム機
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。