2009年07月12日

ベーチェット 病 症状 その1 主症状

ベーチェット 病の臨床症状は、「 主症状 」と 「 副症状 」とに区別されます。

【主症状】
@ 口腔粘膜のアフター性潰瘍
  口唇、頬粘膜、舌、歯肉、口蓋粘膜に円形の境界鮮明な潰瘍ができます。

  初発症状としてもっとも頻度の高い症状ですが、経過を通じて繰り返して起こることも特徴です。

A 皮膚症状
 a)結節性紅斑
 b)皮下の血栓性静脈炎
 c)毛嚢炎様皮疹、座瘡様皮疹

 下腿伸側や前腕に結節性紅斑様皮疹がみられます。
 病変部は紅くなり、皮下に硬結を触れ、痛みを伴います。
 座瘡様皮疹は「にきび」に似た皮疹が顔、頸、胸部などにできます。下腿などの皮膚表面に近い血管に血栓性静脈炎がみられることもあります。
 皮膚は過敏になり、「かみそりまけ」を起こしやすかったり、注射や採血で針を刺したあと、発赤、腫脹、小膿疱をつくったりすることがあります。

B 眼症状
 a)虹彩毛様体炎
 b)網膜ブドウ膜炎(網脈絡膜炎)
 c)上記a、b を経過したと思われる虹彩後癒着、水晶体上色素沈着、網脈絡膜萎縮、視神経萎縮、併発白内障、続発緑内障、眼球癆

 この病気でもっとも重要な症状です。
 ほとんど両眼が侵されます。
 前眼部病変として虹彩毛様体炎が起こり、眼痛、充血、羞明、瞳孔不整がみられます。
 後眼部病変として網膜絡膜炎を起こすと発作的に視力が低下し、障害が蓄積され、ついには失明に至ることがあります。

C 外陰部潰瘍口腔粘膜のアフタ性潰瘍、外陰部潰瘍、皮膚症状、眼症状

 男性では陰嚢、陰茎、亀頭に、女性では大小陰唇、膣粘膜に有痛性の潰瘍がみられます。
 外見は口腔内アフタ性潰瘍に似ていますが、深掘れになることもあり、瘢痕を残すこともあります。
posted by be-chetto at 17:06| ベーチェット 病 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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